予選リーグ最終戦は前年度優勝の兵庫県選抜だ。県あげてセレクションを実施して２連覇を狙う最強チーム

ＯＢ会は予選敗退が決定しており消化試合のはずだがまさか優勝のキャスティングボードを握る戦いになるとは夢にも思わない

昨年チームが関西遠征の折お世話になった方がいます。東京と兵庫が引き分け得失点差になり前試合の東京が勝ち＋６となり兵庫は４点奪わないと予選突破できない状況

この状況下では兵庫が燃えない訳がない・・・東京は俄然高知の応援に徹する。ですよね高知の頑張りで予選突破が出来てそれどころか優勝の目が出るのだから・・・

東京対兵庫の試合を見てチーム分析したが戦える相手ではない・・・ＯＢ会とは数段以上の差があり何点入れられるかわからない・・・

個人の能力やスピード、パワーすべてにおいて敵わない・・・どうするか？方策は見つからない・・・システムや戦術以前の問題がある

４バックに戻し２ボランチが上がらないそして１トップにして全員守備しかない。過去最強の相手に立ち向かう・・・

引いて守るＯＢ会だがラインが下がりミドルレンジにプレスが掛からず前半にミドルシュートを２点叩き込まれる・・・東京の応援がヒートアップするが・・・・

これでは大量失点間違いないと誰もがあきらめた時にベンチが動いた。兵庫のパス出しの中心選手をマンマークに付けた・・・そこからゲームは膠着状態に入る

ＯＢ会は１トップの得点が難しいがスルーパスに抜け出しＧＫを抜いてシュート・・枠を捉えられない・・・・溜息が・・・

後半の残り時間が少なくなりアデショナルタイムに入りこのままだと東京の１位突破になる兵庫はパワープレイに出てどんどん中盤からクロスを入れて来た

時計は終了５分過ぎ最後のワンプレーのＣＫ・・・ここでドラマが起きた兵庫の執念がゴールをこじ開け起死回生の３点目が入ると同時に試合終了・・・・

東京の歓喜が落胆に変わる・・・両チーム＋６で並ぶ壮烈な結果だ・・・勝敗よりも予選突破が一番の焦点だから・・・結果は両チームの抽選・・・東京が歓喜の声！！

高知有難う・・・よくぞ猛攻を３点に抑えてくれたと握手・握手・・・ＯＢ会は負けて悔しいのに晴れ晴れとした顔つきのイレブン・・・よくぞ３点に耐えた

予選突破は試合結果によらず抽選になり兵庫にも東京にも恩返しができました消化試合が本気のプレーを出し尽くした試合になりＯＢ会の今後にいい影響を与えるだろう

恐らく予想は東京が優勝するだろう？予想通りになった３連敗は厳しい現実を突き付けられた。これが全国レベルですね試合前に宴会をするようでは今後の道が見えない

いくら練習しようが自己管理できないチームカラーならば同じ結果になるだろう・・この結果を受け止めて真摯にサッカーに向き合わないと来年も同じ結果が待ち受ける