成年国体四国予選(春野球技場)

高知県選抜が４年ぶりの出場を決めました。今年は従来の南国高知ＦＣ主体から選抜方法（昨年も選抜でしたが）を変え６チームから選抜しました。少数精鋭１５名で四国予選に望みましたが、戦前の大方の予想はまず勝ち目はないだろう？と皆さん（私も）が予想していました。

しかし、やはりと言うべきか？予想は予想でまず当たらないですね。

徳島、愛媛はＪ２の下部組織が中心で香川はＪＦＬ入りを狙うカマタマが中心メンバーで先日行われた全国社会人大会四国予選でもカマタマが優勝していました。カマタマはほとんどが県外出身選手でプロみたいなもんです。高知は寄せ集めで今年も来年もいや今後もしばらくは国体出場は難しいと予想していました。（ゴメンなさい）

まさか、まさかの逆転勝利！聞いた時はえっ・・・絶句・・・声がでない・・・ホントホントと聞き直すぐらい愛媛との１回戦は１点リードされてから選手交代で昭和クラブ（神野、北岡）が入ると１０人にも関わらず同点（ベンチの采配？）そしてなんと逆転勝ち、見ていた人の話ではまさか、まさか、まさか、らしくもう神懸かり的で信じられな～い奇跡。こんなことは２度と起きないだろうと言ってました。これは確実に昭和の選手が流れを変えましたとの、嬉しい言葉を頂きました。２人とも南海ＳＳ出身で小学生から始めています。得点を入れた大西君（高知大学）は当然高知市出身の素晴らしい選手です。ＤＦ陣も１失点とは、まか不思議？

しかし、まあ、まぐれは２日も続かないだろうと？よく頑張りましたぐらいでした。しかし今年はこれで終わりではありません。１日目は序曲の始まり！

２日目、決勝戦は、なんとほとんどプロ選手のカマタマに０－２からの大大逆転またしても、神野、北岡選手の活躍で延長戦に突入、そしてなんとまたしても、逆転勝利、すごいことですよ。アマがプロ（みたいな）に勝つなんて、１回ならありえますが、２日続きとは神業、神懸かり奇跡の勝利！！！

しかしサッカーそんな事では勝てません。高知はチームワークと大胆なチーム編成を行ったスタッフの勝利もあるでしょう。

南海ＳＳは少年時代からドリブルばかりでよく他チームからは周りが見えないとか批評されていましたが共通するのは皆うまい選手です。ドリブルしながら見えています。しかしプレーするのは選手で選手の個性を生かさないチームは私自身が違和感を感じていました。こうすべきだとか？理論はこうだとか？それもそうですけど私は選手が気持ちよくプレーできる事が一番で楽しみ方は個人で違うと（これも個人的見解）

観客からは涙が出るぐらい感動しましたと・・・涙は出ますよサッカーは

何はともあれおめでとう！本番ではこれ以上のレベルが求められますが高知県民サッカー関係者に夢と希望と感動を与えて下さい。Ｊリーグのない県でもやればやれる事を・・・・　万歳、万歳、祝杯を